オーストラリア・ケアンズ釣行記(または、新婚旅行一人旅) by 順 | |||||||
■ 10. 刺身がうまいよ!! ■ テリーさんのお手製サンドイッチとコーラの昼食をとった後は 本流に戻って釣りを再開した。 しかし、約2時間、魚信はない・・・。 テ:「潮が変わったね。午後にこの潮になると釣れないんだ。」 順:「そうなんだ・・・・。」 テ:「でも、メッキが釣れるかもね。」 釣れないときはルアーチェンジで気分を替えよう。 何を使おうかと久しぶりに自分のタックルボックスを開ける。 すると・・・・ 順:「ゲッ・・・まがっとるやんけ〜〜!!」 タックルボックスの中に入れていたアイマトリップ85が ことごとく真ん中から、への字に曲がっている。 テ:「お〜〜、熱でやられましたね〜!!言うの忘れてました、ごめんなさい。」 順:「そっか〜熱か〜、オーストラリアの日差し・・恐るべし。」 気を取り直して、アイマ サスケSFのチャートカラーを選択。 泳ぎを見るためにポイッと投げて引いてみる。 相変わらず、なかなか釣れそうな泳ぎだ。 今度は岸際に平行に投げただ巻きしてみる。 クリクリクリ〜〜〜〜クリクリクリ〜〜〜 すると、視界の隅から凄いスピードで何かが突進して来た!! と思ったら、そのままサスケをくわえて これまた凄いスピードで泳ぎ去っていった!! ジーーーーーーーーーーーーーッ!! 順:「おわぁ!!何?何!?」 テ:「トレバリー!!よく引くでしょう!?」 テリーには私のルアーに突進するメッキが3匹見えたようで、 その方向を狙って怒涛のキャスト&高速リトリーブを 繰り返している。 グ〜ン、グ〜〜ン、グググ〜〜ンッ 走るのをやめたと思ったら凄い力で引いている。 はっきり言ってこりゃ面白い!! いきなり走りはじめるので、ポンピングして寄せてくる。 テリーさん、今度は尻尾をつかんでランディング。相変わらず上手い。 テ:「メッキだ。おめでとう!!」 順:「おもしろかった〜〜!!」 テ:「僕もメッキ大好きだよ。ところで、これ持って帰る?」 順:「もって帰れるの?」 テ:「刺身が最高だよ!!焼いても旨いし。 ケアンズのジャパニーズレストランだったら 捌いてくれるよ。」 順:「じゃあ、持って帰る!!」 テリーさんは、ボートのどこからかすばやくまな板と包丁をだして3枚におろしてくれた。 まさか、海外で自分の釣った魚が食べられるとは!! しかし、その後メッキを狙うも何も無し。 午後3:00 ちょっと早いが納竿をお願いする。 もうバテバテだったのと、この暑さでクーラーの中とは言え、 捌いたメッキが心配だったのだ。 |
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