オーストラリア・ケアンズ釣行記(または、新婚旅行一人旅) by 順 | |
■ 9. 迷路の奥へ ■ 11:00 釣り再開。 河口からボートを走らせて、またまた支流へ。 今度はターポンパラダイスよりもっと狭い川、岸まで微妙な距離で投げにくい。 川にはところどころ分岐があり、しかも岸はずっとマングローブ。 慣れていない人だと一発で迷いそうだ。 そんな中をテリーさんは巧みな操船で進んでいく。 突然、後ろでバッシャーンというライズ、慌てて振り向くと テ:「ボラ(日本語)です。」 見ると何匹もでかいボラがクルーズしている。 日本のボラとなんら変わらない。 ボラはここでも元気なようだ。 しばらく行くと流れがない三日月湖のような所に到着、 あいかわらずボラが悠々と泳いでいる。 すると、突然後ろで釣っているテリーさんが テ:「来た!!!」 またもやロッドを深く曲げている。 しかしエラ洗い一発バラしてしまった。 テ:「あそこだ。よく狙って!!」 順:「OK!!」 見ると他よりも枝が茂り、一段と薄暗いところがある。 ポチャ・・・・・チョンチョン・・・ すると水中で何かが光った!! ギラッ・・ギラッギラッ・・・ギラッ・・・・ トレースラインを横切るように何度も高速でターンしてはルアーを追っている・・・。 アドレナリン大量噴火!! 呼吸も止まる。 テ:「ストップ!!・・・・・ゴー!!」 ガゴン!!!・・・・・・・・ググンッ 順:「クッ!!」 テ:「やりました〜!!」 順:「重・・・い・・・。ドラグが・・・。」 スプールからラインがジリジリ引き出される。 バシャバシャ〜〜〜ッ テ:「ジャンプさせないで〜〜」 順:「オ〜〜ケ〜〜〜ィ」 バシャッ・・・・・バシャバシャ・・・・カチャカチャ・・・ 空中でルアーが音をたてている。 順:(お願い!!バレないで〜〜〜!!) テ:「寄せて寄せて〜!」 順:「はい〜〜!」 テリーさんのランディングだ、船べりに魚を持っていく。 テ:「綺麗なバラだ・・・・それっ!!」 ・・・・・ドサッ やった!! 3匹目ゲット!! もちろん写真をとってもらう。 テ:「おめでとう!!(握手)」 順:「ありがとう!!とてもパワフルだったよ。」 テ:「ここは水深があるからね。よく引いてたね。」 確かにバラマンディは同じサイズのシーバスとくらべて スピードは無いが力強い気がする。 なにはともあれ3匹目ゲット、テリーさんも満足げだった。 テ:「お昼ごはんにしようか?」 順:「うん!!」 |
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