オーストラリア・ケアンズ釣行記(または、新婚旅行一人旅) by 順 | |
■ 3. やさしさライセンス ■ こんなキャスティングを見せられては、いやがおうにもプレッシャーがかかる。 なれない環境に、なれないタックル・・・と最大限の言い訳をしてみても キャスティング技術の差は歴然である。 テ:「リラックス!!リラックス!!(笑)」 ヒュン・・・・・ポチャ(根の横10センチ) 順:「オ・・・オーケー、オーケー・・・) ビュン・・・・・ボチャ(根の前100センチ) テ:「上手い、上手い!!」 ピュン・・・チャポ(枝と水面の10センチの隙間) 順:「ハハ・・・・」 ビュン・・・ガチャッ(垂れ下がっている枝にフッキング) テ:「大丈夫、大丈夫!!」 さすがはガイド、引っかかっている所にすばやくボートをつけ、外してくれる。 テ:「見てて。こうだよ!!」 ピュン・・・ガチャ(マングローブの根にフッキング) 順:(お!!テリーさんでも失敗するんや!!) ヒュン・・・ポチョ(根の横5センチ) テ:「上手ですね。それに引き換え、私はトラブルメーカーですね〜。」 順:「いやいや〜」 後で徐々に分かってきたが、 テリーさんは私がキャストをミスしてがっかりすると、 ときどき合せるように 根がかりしたり、ブッシュにルアーを打ち込む。 つまり、私の緊張をほぐし、 タイトにストラクチャーを攻めさせるための気遣いなのであった。 |
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