オーストラリア・ケアンズ釣行記(または、新婚旅行一人旅) by 順 | |
■ 2. 到着 ■ 額に汗しながら無理矢理な会話を続ける事、約1時間。 やっとマングローブの生い茂る川に到着。 川の名前は忘れたが、どうやらケアンズから南下して来たようだ。 車を駐車場に入れると、私をトイレに促しテリーさんは先に川へ。 用を済ましボートのエントリーポイントに行ってみると、 すでにアルミのバスボートは水面に浮き、タックルの準備も整っていた。 川の中でボートを支えてくれているテリーさんに助けられ、ボートに乗り込む。 するとテリーさんは、すぐに川の対岸に向けボートを走らせる。 そんなに大きな川ではなく30秒ほどで到着。 ここでタックルを確認する。 さすがに、日本からロッドとリールを持っていくのは面倒だったので、 今回はレンタルタックルである。 ロッドはDaiwaのプロキャスターML、 リールはカプリコーン2500番(日本名・フリームス)、 ラインはPEに16ポンド位のナイロンダブルライン。 ベタベタなバスタックルに、ちょっとヘビーなラインシステムってところだ。 さて、問題はルアーである。 今回、私はシーバス用のルアーとバス用のルアーを持っていっていた。 テリーさんは私のルアーボックスを開けて少しの間カチャカチャしたかと思うと、 TEPOさんに貰ったイカデビルを手にとった。 おっ!! さては早くもイカデビルの出番なのか!? テ:「これは?」 順:「友達のハンドメイドで、日本ではシーバスが良く釣れる」 テ:「ベリーインタレスティング!!だけど・・・あまり動きそうも無いからここでは駄目かも・・・」 順:・・・・(駄目なんか〜〜い!!) ということで即効却下。(ゴメンネTEPOさん) 結局、テリーさんのロングビルミノー(7センチ位)を借りる事になる。 自分も同じようなルアーを持っていたが、 どうしても実績のあるルアーで先に1匹釣らせたいらしい。 テ:「じゃあ、ちょっとここでキャストの練習しようか。」 順:「OK」 テ:「あの木の枝と枝の間にキャストしてみて?」 順:「OK、OK」 ピュンッ・・・ボチャ テ:「上手、上手!でも着水をもっとソフトにした方がいいかな?」 順:「OK!」 テ:「じゃあ、今度はあそこね。」 ヒュン・・・・ポシュッ テ:「いいね〜!!じゃあ始めようか。」 順:「OK」 (移動すると思いフロントのシートに座る) テ:「ここで釣るよ!?ここは朝の内、バラマンディの良いポイントなんだ。」 順:「・・・・」 バラを釣るって言っても、ここは広いシャローエリア。 こんな所にいるの? そんな疑問をよそにテリーさんはバスロッド+ベイトリール(スコーピオンだったと思う)で マングローブの枝の間、 根の間を打っていく。 時にはサイド、時にはピッチングで 10メートル前後の距離から 10センチの隙間にビシバシ入れて行く。 (ゲッ・・・おっさん、メチャクチャキャストうまいやんけ〜!!) |
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